ようやく筋肉痛が治まってきて、階段を普通に下りられるようになりました。
前腿はまだ痛いです。
さて3年越しの参加となったOSJ奥久慈トレイルレース。
2020:30Kにエントリー→中止
2021:50Kにエントリー→延期
2022:50K前年からスライド
思い出すだけで若干気持ちが滅入るコースですが、レポートはしっかりします。
【スタート前】
前日は20時過ぎに就寝。
当日は2時50分ごろ起床。3日間くらいかけて徐々に朝起きる時間を早めていったので、睡眠はしっかりとれました。
朝食は大きめおにぎりをひとつ。
3時45分ごろに出発。町役場まで車で送ってもらい、そこから袋田の滝駐車場まで大会バスで移動しました。
バス内ではどら焼きを摂取。会場に着いてからアミノバイタル赤を摂取。いつものメニューですね。
この日は日中は30度を超える暑さでしたが、この時点ではおそらく10度前後。肌寒くなり、レインウェアを羽織って動的ストレッチで身体を温めます。そして最後のトイレ。公衆トイレはかなり並んでいましたが、目立たない位置にある仮設トイレはガラガラでした。
駐車場を出てスタート地点まで移動し、ここでレッドブルを摂取。荷物を預けて、4時50分ごろスタート地点に並びます。
周りからは「UTMF・・・」「奥三河・・・」「彩の国・・・」などという恐ろしい会話ばかり(笑)
人は人、自分は自分なので、周りの声は気にせずにスタートを待ちます。
そして5時30分、今回は運営が間に合わなかったのか、アナウンス等が全くないままカウントダウンが始まり、スタートのホーンが響きました。
奥久慈トレイルレース50Kのスタートです!
【スタート~CP1(持方)】
1:56’53”(区間89位)
スタート後はまずはロード。以前とコースが若干変わり、3km弱。
マラソンランナーの自分としてはまずここでできるだけ前に着きたい。バッグを背負っているものの、できる限り前のランナーを追い越しながら走ります。
結果、最初の2kmは9分くらい。キロ4’30”くらいでの巡航でした。
でも周りも結構速い。袋田の滝を一瞬眺め、トレイルに入ります。
まずは月居山から白木山。早速急登が現れ始める。鎖場やロープ場があるもののまだまだ元気。ぐいぐい登りながら進みます。
なお、スタートダッシュが上手くいったのか、このレース中渋滞に悩まされることは全くありませんでした。
この区間、途中の木の枝で右手中指をスパッと切ってしまいました。なんだか嫌な感じの傷だったので念のため消毒&絆創膏で手当て。安全第一です。
ロードに出て少し走るとCP1の持方。600CCのボトルがほぼ空になっていたので薄いアクエリアスを補給。塩飴ももらいました。
【CP1(持方)→CP2(竜神大吊橋)】
3:33'51"(区間115位)
ここから男体山です。このレースでの最高峰(630m)ですね。一般的には低山ですが、とにかくコースが厳しい。鎖やロープを使いながらなんとか登って下りての繰り返し。
この時すぐ前を走って(登って)いたランナーさん、出身が横浜(しかも我が家のすぐ近く)ということで意気投合し、色々と話をしながら進みました。ありがとうございます!
まだ余裕があったので山頂付近で一枚だけ写真を撮りました。
そしてここから下り。先ほどのランナーさんにあっという間に置いていかれる。
彼が速いのもあるけど、圧倒的に自分が遅い。ビビりながら一歩一歩ブレーキをかけて下るので前腿への負担も大きい。これは今後の課題ですね。
ただしまだまだゴールは遠い。ペースを上げ過ぎないようにして、脚を温存しながら確実に距離を進めて行きます。
しかしここで非常事態第一弾。
細い登山道を走っているところで突如スリップ!
崖下に落ちそうになり必死で木の枝をつかむ。やばいやばいやばい。
なんとかコースまで這い上がり一安心。この先の沢で泥を落とし、気を落ち着けて走り始めます。トレイル恐ろしい。
男体山を下ったところで湯沢峡エイド。ここでもアクエリアスを補給。饅頭もひとつ頂きました。
ここからまた登って下って登って下っての繰り返し。しかも走れるようなコースではない。ガッツリ登山コース。ロープや鎖を使って登り下り。
ようやくロードに出ると竜神川沿いをひたすら走る。いや、登り坂は結構歩いた。
そうこうしていると私設エイド!。コーラとサイダーを頂きました。
この後はCP2の竜神大吊橋へ向かう果てしない階段登り。
とはいえまだまだ体力は十二分に残っている。一段一段確実に登り、竜神大吊橋にたどり着きます。
橋を渡るとCP2に到着です。
※30Kのスタート地点で観光地ということもあるけど、ゴール感が半端ない。これもここでリタイアする人が多い原因だと思うww
ここでも水分補給&水かぶり。
そして家族に無事を連絡し、Twitterへも投稿。
残りは半分。
でもこの時はまだ奥久慈トレイルの本当の怖さを知らなかった。
その2に続く。