【中編】大田原マラソン2019レポート

スタート前はこちら

 

【スタート~5km】20:53 20:57(公式)

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スタートロスはわずか4秒。過去最短です。

雨は依然として降っているものの、ほとんど気にならないレベルです。

トラックを半周してゴールゲートを通り競技場から出ていきます。

公道に出るとすぐそばにサブ50ペーサーの姿が。4’00”を少し切るくらいのペースで走っていました。

ここについていったら潰れること間違いなしなので少しずつ離れていくと、ガーミンの表示が概ねキロ4’10”で落ち着くようになる。ここら辺が頑張らなくても大丈夫なペースと判断。久しぶりのレースということで少し上がり過ぎていたテンションを下げ冷静に走ることに注力します。

それにしても水たまりが多い。特に轍や歩道側は水が溜まりやすく、自分で気を付けていても周りのランナーが飛ばす水しぶきで結構濡れてしまいました。

それでも周りを見て同じくらいのペースのランナーを探し、ちょうどいい集団を探しながら走ることにしました。

 

【6km~10km】20:36 40:33(公式)

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5km過ぎにいたスタッフが「ゴミ預かりますよ~」と言ってくれていたので、着ていたゴミ袋をポーンとお渡しし、身体が軽くなります。

7kmを過ぎると下り坂ゾーンに。徐々にペースが上がります。

ここまでは4’10”の集団で走っていたんですが、この集団たまに4’20”くらいまで下がったりであまり安定してていない。ということで下りの勢いを利用して少し前に出ることにしました。

前に出た直後は少しペースが上がりすぎ8kmが4’03”になっていましたね。(今回もラップは5km毎に手動で取ったので走っているときはわかりませんでした。)

ただし下りとはいえ少しだけ頑張らなくてはいけないペースでした。

 

【11km~15km】20:44 1:02:17(公式)

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10km過ぎにスペシャルドリンクのテーブルがあります。が僕は使用せず。

探すのがストレスになるかなと思ったのでエントリー時に申し込みませんでした。いつも通りスポーツドリンクとジェルで十分です。ただ思ったよりは置いてある数が少なく、ある程度目立つようにしておけば迷わずに取れそうな雰囲気でした。

この辺はあまり何も考えずに淡々と走ることを意識したのでほとんど記憶なし。15kmは、前半でも少しだけある登り坂ゾーンが含まれています。

 

【16km~20km】20:58 1:23:15(公式)
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15kmを過ぎるとコースがいったん北向きになります。そしたら案の定向かい風。ついに那須おろしの洗礼を浴びます。後半はずっとこれかと思いげんなりしながら進みます。そうすると大田原マラソン唯一のスライドが登場。

ここではいわさんとエール交換。さらに足柄男塾のウェアの方にこちらからお声がけしてみました。やはり声を出すと息が吐けるので少し呼吸が楽になります。この後も苦しい時は極力声を出すようにしました。

 

【21km~25km】20:52 1:44:07(公式)
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20kmを過ぎたところでメイタンゴールドを投入。実はこの時点で少し疲れが出ていました。やはり少し飛ばし過ぎていたようです。どうしようかなーと思っていたら後ろから大量の足音が。

サブスリーペーサーが大量のランナーを引き連れて後ろから迫っていました。

ちょっと速くないか?と思いながらも登りに入ったら集団の中で走りたいと思ったので、少しずつペースを落とし集団に取り込まれることにしました。

そうするとやっぱり楽!4分一桁だけど今までと余裕度が全く違う。

ペーサーさんが要所要所でランナーに声をかけるんですが、やはり登りに入る前にある程度速いペースで貯金を作るとのこと。24kmまでは4’00”ちょいで走ってくれました。

そうこうしているうちにハーフを通過し(1:27:46)、23.7kmのJAなすの湯津上ライスセンターを超えるといよいよ登りゾーンへ突入です。

ここからは登り坂&那須おろしがダブルで攻撃してきます。

引き続き集団の中で小さくなりながらペーサーについていきました。

 

【25km~30km】21:42 2:05:49(公式)
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ここからはひたすら登り坂。とはいえそこまでキツイ斜度ではありません。ペーサーが引いてくれればあまり気にならないレベル。ペースは概ね4’20前後で進みます。かなり遅く感じますが、ここはむしろ回復区間だと思い無心で走りました。

どちらかというとキツいのは那須おろし

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強い北風(大田原名物「那須おろし」)は影を潜めましたが、昨日(22日)から降り続いた雨が、最後までランナーを苦しめる大会となりました。

公式さん?全く潜んでいなかったよ?

集団の中にいても正面からびゅーびゅー吹いてくる。例年に比べればマシなんでしょうけど、他の大会なら心を刈り取るには十分な風。でかい身体を縮めて前かがみの姿勢を心がけます。

 

【31km~35km】23:18 2:29:07(公式)
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30kmを過ぎると左折し西方向へ。北風直撃は終了しますが、登り坂は続きます。

ここでメダリストを投入。柴又でもお世話になったグレープフルーツ味。美味しい。

そして31km地点。

突然脚が重くなってきた。

あれ?なんで?

と思いながらなんとか集団から離れないように堪えるけど100mも我慢できなかった。ずるずると集団から離れてしまう。

やばいやばいと思うももう戻れない。

だんだん遠くになっていく集団を見つつ、なんとかペースダウンを最小限に抑えることに注力。

33.4kmの道の駅で家族の応援。しかしすでに脚が終わっていました。

「前にサブスリーの集団いるよー」と声を掛けられましたが、時すでに遅し。なんとか笑顔を向けるものの、ペースが上がることはありませんでした。

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そしてそこから大田原マラソン最大の登り坂。というものの終わった脚にとっては平地も坂も大して変わらない。登り終えたところの国際医療福祉大学の学生さんによる大応援にもほとんど答えられずジョグペースを続けました。

 

【36km~40km】24:11 2:53:18(公式)
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ようやく登り坂が終わり平坦に。

ずるずる落ちていたペースだけど、なんとか5’00”は絶対に超えないように最後の力を振り絞る。そして37km過ぎの「あと5km」表示。時計を見ると2時間39分台。

「ここからキロ4で頑張ればサブスリーいける。ブログ的にもおいしい!」

と思いちょうど現れた下り坂を利用してスピードアップ!

4’15”までしか上がらなかったけどなwww

わずか100mであきらめました。しかも無駄に体力を使ってしまいゼーハーゼーハー。余計なことをするのをやめてペースを元に戻しましたw

 

【41km~ゴール】10:21 3:03:39(公式)
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40kmを過ぎて大通りを左折しあとは競技場へ向かうだけ。

そしてラスト1km地点を過ぎたところで3時間経過。悔しいけどしょうがない。

ちょっとでも速くゴールするために今更ペースアップ。トラックに入ってラストスパート。

今回はサングラスも外さずガッツポーズも無し。

悔しさの残る中でのフィニッシュでした。

 

続く

 

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