今日は夕方に1時間ジョグ。
都筑緑道を一周ポクポク走ってきました。
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昨晩はMacさん祭りで盛り上がりましたが、日中は会社を休んでとある講習を受けてきました。
場所は消防署。
受けたのは上級救命講習です。
きっかけは色々あったんです。
ここ数年で2回ほど救急車を呼ぶ機会があったり、マラソンをやっているといつ何時倒れる人が近くにいてもおかしくないとか。
ツユダクさんが受けられていたのも印象に残っていました。
※普通救命講習(半日)は成人に対しての救命方法、上級救命講習(一日)は成人に加え、小児・乳児に対する救命方法を学びます。僕は一日休めたので上級を受講しました。
講習の内容ですが、救命の連鎖(図参照)の「早期認識と通報」と「一時救命処置」を学ぶことです。
座学も少しありますが、メインは一時救命処置のやり方の実践です。成人、小児、乳児の人形を使って胸骨圧迫と人工呼吸、AEDの使い方を学びました。
受講をした印象ですが、、、
義務教育にした方がいい
マジで。
学んだ人が一人でも多ければ何かあった時に助かる人が間違いなく増える。
この手の講習は自動車免許を取得する時に教習所で少しやっているはずだけど、みなさん真面目に受けましたか?
「倒れている人がいます!119番通報をしてください!」とか照れくさくて言えませんでしたよね?僕はできませんでした(笑)
今回講習を受けている中で何度も何度もこの練習をしましたけど、最初は小さかった声が後半になるにつれて段々と大きな声で言えるようになりました。だってそうしないと目の前で倒れている人は助からない。これは練習しておかないと本番で絶対にできない。
ただし実際にそんな状況に遭遇した時に対応できるとは限らない。先日キミ兄さんもおっしゃっていたけど、僕も実際に動けるかわからない。でも学んだ人が10人いれば一人くらい助けに行けるかもしれない。そしたらその連鎖で助けようとする人がもっと出てくるかもしれない。だから救命講習を受ける人が増えてほしい。
マラソンの途中もそうだ。自己ベストをかけて走っていて、達成目前に倒れている人がいる。そんなときに救命処置をできるか。
僕は正直自信がない。
そんなときでもその先で大会スタッフに伝えられればいい。
「800m手前に倒れている人がいます!」
それならできる。
まっさんの受け売りだけど、できる範囲でやれることをやる。
倒れている人がいても、やはりみんな必死だから足を止めて声をかける人はいないのがマラソン大会の実情だ。でも、それで良いと思うけど。積み重ねてきた努力を親切心から不意にすることはないのだから。
スタッフジャンパーの人がすぐに来てくれたのは、ランナーが知らせてくれたから。ということなので、誰かが大会スタッフに声をかけてくれたんだろう。それだけでも誰かを助けられることだってある。
もし、自分が倒れた時に、誰も声を掛けてくれなかったり、薄れゆく意識の中で走りゆくランナーの足だけ見て声にならない声を出して、助けを求めていたとしたらどうだろう?
やっぱり、嫌だな。
自分は職業柄、一般参加でも立ち止まって救護に当たるだろうけど、もしそんなランナーを見かけたら、
「スタッフを呼んできます!」
と声掛けして、そのままコースを走り、
「●●km地点で人が倒れていました!」
と救護所や給水所で言うだけでもどうだろうか??
ロス10秒で立派な救護者だ。
横浜市の場合、上級救命講習は1500円、普通救命講習は1000円で受けられます。
それであなたの大切な人の命を救えるかもしれない。
ぜひ受講することをお勧めします。