今日は雨予報だったので、途中で降ってきてもすぐに帰られるように近くの公園で走ることにしました。(結局降りませんでしたが)
シューズはフリーラン
無心で公園の外周をグルグルグルグル。
Eペース上限あたりのハイスピードジョグになりました。
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さて、ランニングフォームについて。
自分は走り始めてから、ほとんどフォームを意識したことがありませんでした。当初と変わったのは腕振りくらいだと思います。
最初は人並みに腕を振って走っていましたが、サブスリーを目指して試行錯誤しているときに、脱力のために腕振りを少なめにするといい走りができるようになったので、以来そうしています。
なので脚の動かし方等についてはほとんど変わっていないと思います。
しかしタイムが伸び悩んでいる昨今、もう少し考えて走ったほうが良いのではないかと思い、どこを修正すべきかを検討していました。
そこで気づいたのが足首です。
2020年神奈川マラソンの写真。
もうすぐ右脚を着地させるところですが、明らかに身体より前です。
つまり後傾になっており、腰も落ちている感じがします。
その原因をよくよく考えていくと・・・、足首が入っていないのではないだろうかと。
『足首が入っていない』というのはスキーをやっていたころによく言われたこと。
スキーは斜面を滑るということもあり、無意識に立っているとそれだけで後傾になります。そのまま滑るとお尻が落ち、スキーを走らせることができません。そのため足首を前に曲げて前傾を取るというのがスタンダードでした。(最近の流行はわかりませんが。)
これを『足首を入れる』と表現していたのです。
で、自分はこれが苦手でして。最初は意識していても気が緩むと後傾になってしまい、特にコブ斜面ではすぐにびよーんと発射してしまっていました。
※一見派手に見えますが、完全に飛ばされており失敗の滑りです。
成功例はこっち。
コブを越えたらすぐに
板を先に落とす。
足首が入っているとこれがスムーズにできます。
ではこれが苦手な自分はどうしていたかというと、
足首を入れる=つま先を持ち上げる
これに気付いたわけです。
もちろん実際はブーツが固く、さらにスキーに固定されているので、結果的にやっていることは足首を入れるのと同じなのですが、意識するところを変えるだけで非常に感覚が良くなりました。
これを思い出し、ここ数日つま先を持ち上げて足首を緊張させることを意識して走ると、従前と同じ出力でも少しペースが上がってきました。
当然スキーと違い、シューズは柔らかいですし固定もされていないので、やり過ぎるとむしろヒールストライクを助長させることになりそうですが、ちょうどいいところを見つけて自分の走りを進化させていきたいと思っています。